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キャラクター
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主要人物 Edit

ここでは、本作の主要人物を記述する。
 
作者の発言や関連書籍などでドラえもんが主人公とされる場合が多いが、初期ではのび太が主人公とされる事もあった。作者はインタビュー等で「ドラえもんが主人公でのび太は副主人公」であると発言した上で、ドラえもんに関しては日常の中に乱入した非日常の存在故に、あるいは日常から離れた大長編『夢と冒険の世界』だからこそ、ドラえもんや彼がポケットから取り出すひみつ道具が活躍出来ると述べている。のび太に関しては作者の自己投影であり読者が共感を持ちやすい人物と発言している。本編では、のび太を中心に展開する話が全作品中の多くを占めているが、ドラえもんとのび太が共に行動する話もそこそこ存在し、ドラえもんを中心に展開する話も少なからず存在する。また、アニメでもドラえもんが中心の話が増えている。
 
ドラえもんはほとんど、のび太は全ての話に登場しており、次いで登場話数の多い人物(しずか、ジャイアン、スネ夫)とは登場話数で200話前後の差をつけている。しかし、テレビアニメではレギュラー5人の登場話数に差がつかないようになっている(原作で全く登場しない話でも、オリジナルの展開で登場することもある)。
 
テレビアニメのスタッフロールでのキャスト紹介はドラえもんが最初に紹介されており、のび太は2番目。テレビアニメの字幕放送では、ドラえもんの台詞は主人公を表す黄色、のび太の台詞は準主人公を表す水色で表示される。
 

ドラえもん(水田わさび) Edit

登場話:「勉強べやの釣り堀」「タイムマシンがなくなった!!」「のろのろ、じたばた」など
本作の主人公。22世紀のネコ型ロボット。2112年9月3日、トーキョーマツシバロボット工場生まれ。22世紀にいた頃にはガールフレンドがいたが、耳がなくなったのを彼女に笑われて別れた。あまりにも悲惨な運命にあり、子孫に莫大な借金を残したのび太を助け歴史を変えるため現代にやってきた。未来のひみつ道具がいろいろ入った四次元ポケットを持つ。好きなものはどら焼き、大嫌いなものはネズミ。ミニドラという量産型が存在する。

野比 のび太(のび のびた)(大原めぐみ(通常))(門脇舞以(~2007.4)→大原めぐみ(2008.4~2020.10)→川原瑛都(2020.11)(幼少時))(川中子雅人(~2006.3)→堀秀行(2006.4~2011.2)→大原めぐみ(2011.3~2014)→妻夫木聡(2014~)(成年時・大人))(大原めぐみ(2008.4~2020.10)→守屋楽弥(2020.11~)(赤ちゃん)) Edit

登場話:「勉強べやの釣り堀」「タイムマシンがなくなった!!」「思い出せ!あの日の感動」など
本作の副主人公。8月7日生まれ。小学5年生の少年。
勉強も運動も苦手なうえ、それらを克服する努力を怠るなど駄目な人間の典型とされるが、実際は「やれば出来る」タイプの人間。普段はドラえもんやひみつ道具に頼りきりだが、時として自力で最後まで解決しようする芯の強い面もある。
ややお人好し過ぎるところがあるが、他者や生き物を思いやる優しさと仲間の為なら危険を顧みない勇気を持っている。あやとりと射撃が得意であり、劇場版などではそういった長所が活かされる展開が多い。なお、睡眠までの最短時間は0.93秒。

源 静香(みなもと しずか)(かかずゆみ) Edit

登場話:「思い出せ!あの日の感動」「のび太の地底国」「入れかえロープ物語」など
通称「しずちゃん」(アニメでは「しずかちゃん」)。5月生まれ。のび太が憧れるクラスメイトの少女。
成績は良く、真面目で優しい性格。よくお風呂に入っているほか、睡眠中は寝息を立てるようになっているため、いびきはほとんどかかない。焼き芋が一番の好物であるがイメージダウンを気にして、あまり口にしない。習い事のヴァイオリンはお世辞にも上手いとは言えないが、ジャイアンの歌ほど周囲の者には問題視されていない。落ち込むのび太に発破をかけたり、粗暴なジャイアンや意地悪なスネ夫を叱るなど気の強い面もある。

剛田 武(ごうだ たけし)(木村昴) Edit

登場話:「のび太のおよめさん」「どくさいスイッチ」「のび太の地底国」など
通称「ジャイアン」。6月15日生まれ。のび太のクラスメイトの友達。クラスの「ガキ大将」。自己中心的で乱暴だが、非常に妹想いである。また、友情や愛情といった他人を思いやる行為に弱い一方、涙もろい一面も持つ。特に劇場版などの長編作品では男気や人情味溢れる面が強調されている。睡眠中はいびきをかく。
歌を歌うことが好きだが、聞くものに堪えがたい苦痛を与えるほどの音痴。だが本人は、そんな歌を自慢のものとしていて何かと周りに聞かせたがっている。しばしばリサイタルを開いて、ともだちを強制参加させようとすることでも恐れられている。
母には頭が上がらず、ジャイアンリサイタル及びのび太などに対する弱い者いじめを含めた他人に対する迷惑行為、店番さぼりなどが原因で叱られることがしょっちゅうある。

骨川 スネ夫(ほねかわ スネお)(関智一) Edit

登場話:「のび太のおよめさん」「ハロー宇宙人」「のび太の地底国」など
2月生まれ。のび太のクラスメイトの友達。身長が低いのをコンプレックスにしている。性格は自己顕示欲旺盛なナルシストで、毎日鏡の前に立って、自分の顔を褒めている。ジャイアンにおべっかを使ったり、のび太を仲間はずれにするなど嫌味なところがあるが、ドラえもんのひみつ道具を強奪して彼らに仕返しを試みることも多い。また、ドラえもんのミスでしずかが海パンのまま裸になった際にはジャイアンと共に興奮したり、ハイキングでは双眼鏡でしずかのスカートの中をこっそりと覗き込むなどのスケベな一面もある。
家は非常に裕福で、父親は会社をいくつも経営する社長。ドラえもんやのび太たちによく自慢話をしているが、大半は事実に脚色を施した大ぼらである。
ラジコンの操縦やプラモデルの製作が得意で、その他にも様々な趣味を持つ。
劇場版ではジャイアンと徒党を組んでいることが多く、共にトラブルに巻き込まれるケースが多い。ジャイアンの母ちゃんから叱責されることもある。一方でジャイアンに対しても腹の内では不満が溜まっているようで、しばしば本音を覗かせることがある。

野比 玉子(のび たまこ)(三石琴乃 ) Edit

登場話:「野比家の巨大マグロ」「のび太の部屋は進入禁止」「熱演カチンコ!!」など
のび太の母。38歳。専業主婦。結婚前の旧姓は「片岡」。のび太やドラえもんからは「ママ」と呼ばれている。

野比 のび助(のび のびすけ)(松本保典(2005.4)→田原アルノ(2013.8))(小林由美子(2005.8)→大本眞基子(2009.6)→優希比呂(2010.6~2015.10)→野沢雅子(2012.3)→村瀬迪与(2018.7)→小林沙苗(2018.11))(中庸助(2005.10)→松本保典(2006.6~)) Edit

登場話:「空飛ぶ!野比家のコタツ」「いやなお客を帰しちゃえ」「野比家の巨大マグロ」など
のび太の父。会社員として働いており、役職は課長代理。のび太やドラえもんからは「パパ」と呼ばれている。

ドラミ(千秋) Edit

登場話:「」「」「」など
2114年12月2日生まれ。野比家のロボット。ドラえもんの妹。兄(ドラえもん)とは別居で、22世紀の野比家に在住。

セワシ(松本さち) Edit

登場話:「」「」「」など
ノビスケの曾孫でのび太の玄孫。2115年生まれ。ドラえもんをのび太の元へ送り込んだ張本人。

ミニドラ(あかいとまと(2005.10~2013.9)→金元寿子(2017.7~)) Edit

登場話:「」
ドラえもんのミニチュア版。普段はドラえもんのひみつ道具として、四次元ポケットの中に隠れている。

ノビスケ(亀井芳子) Edit

登場話:「」「」「」など
のび太としずかの子。現在から約15年後に誕生する。現代(のび太が小学生である物語本編)から25年後(2002年、あるいは2011年)の時点で小学生。メガネはかけていないものの、容姿はのび太と瓜二つ。スポーツが得意だが、勉強は苦手。気性の荒さはジャイアンをも凌ぎ、ジャイアンやスネ夫の息子たちを子分として従えている。音楽に興味を持っており、「睡眠圧縮剤」を飲めば問題ないと言い訳をして、「プラネッツ」なるユニットの深夜コンサートに行こうとしたこともある。
父親(のび太)を「わからず屋で頭が古い」、母親(しずか)を「口うるさい鬼ババ」と評しており、特に母親には頭が上がらない様子。しかし実際には親のことを想っており、父親に対しては少年時代のアルバムを読んだりドラミから父親の話が出ると嬉しそうにする、現代にやって来たときに少年ジャイアンの暴力から少年のび太をかばったりもしている。
「ノビスケ」という名前の読みがのび太の父でありノビスケの祖父の「のび助」と同音異字のため、混同を避けるためか、「ノビオ」とされていたことがある」。また、映画では「のびスケ」とされている。

野比 のび郎(のび のびろう)(橋本晃一(2006.11)→宇垣秀成(2009.1、2011.6))(大本眞基子(2010.6-)) Edit

登場話:「」「」「」など
のび助の弟。何年かに一度、日本とインド間を往復している。その度に、のび太に数年分のお年玉をくれる。そのため「お年玉を一番多くくれる」とのび太には喜ばれている。かなりの近眼で眼鏡がないと何も見えない。コンタクトをつけていたこともあった。
戦争の悲劇を描いた名作童話『かわいそうなぞう』をベースにしたエピソード「ぞうとおじさん」にて、重要な役回りを演じた。なお、テレビアニメ第2作第2期では、この役回りは1回目の放送時は動物園で会った行きずりの老人、リメイク版では後述ののび四郎に置き換えられている。

野比のび四郎(のび のびしろう)(村松康雄、田村睦心) Edit

登場話:「」「」「」など
のび助のおじで、のび太の大おじに当たる。カメラマン。テレビアニメ第2作第2期の「ぞうとおじさん」ではのび郎の役回りを演じた。

パパの妹(須藤沙織) Edit

登場話:「」「」「」など
原作「プロポーズ作戦」にのみ登場。のび太の叔母にあたる。兄であるのび助におこづかいをねだっていた。

片岡 玉夫(桜井敏治(2005.11)→乃村健次(2016.9)) Edit

登場話:「」「」「」など
玉子の弟。玉子同様眼鏡を掛けている。玉子が幼稚園児のころ誕生した。
自動車販売会社の営業マンを務めている。真面目で優しく人間性も良いが、気弱な性格でもあり、またかなりの口下手。自分の気持ちをはっきりと口に出すことができなかったため、恋人の幸子との仲が進展していなかったが、最後は正直太郎によって幸子と結ばれた。

五郎(保村真(2012.5)→檜山修之(2017.4)) Edit

登場話:「」「」「」など
のび太の従兄。玉子のことは「おばさん」と呼んでいる。大学生でアパートで一人暮らしをしている。気楽な一人暮らしを満喫しているが、生活苦から食べ物をねだりに来たことがある。テレビアニメ第2作第2期「半分の半分のまた半分」にも登場しているが、原作ではこの役回りはのび郎が務めていた。

北海道のおじさん(坂口候一) Edit

登場話:「」「」「」など
テレビアニメ第2作第2期「お箸はのびるよ、どこまでも」で後ろ姿のみ登場。

のび太のおばあちゃん(羽鳥靖子(2006.6)→宮本信子(2020.11))(まるたまり(2006.6)→羽鳥靖子(2010.6~2015.10)→伊藤美紀(2012.3)→三田ゆう子(2018.11)) Edit

登場話:「」「」「」など
のび太の父方の祖母。のび太の小学校入学前に病没する。
のび太の幼少期のエピソードによく登場する、かかせない存在。登場作品については、おばあちゃんが登場する作品の項を参照。

野比 のびる(菅原淳一(2006.6)→加藤精三(2010.6)→岸野一彦(2015.10)) Edit

登場話:「」「」「」など
のび太の父方の祖父(のび助の父親)であるが、のび太が生まれる前に死去している。そのため、遺影が飾ってあった。
生活は決して裕福とは言えなかったが、強烈な威厳と高いプライド、まともな常識を持ち合わせ、頑固かつ古風な性格でのび助を厳しく育て上げた。そのため、のび助は父を厳格で怖いだけの人物としか思っていないが、実は陰ではのび助のことを常に気遣っている。のび助の美術学校入学に反対しながらも金光の資金援助を受けるために金光の娘と結婚するか否かで悩んでいた際には静観する姿を見せた。
彼もまた、妻と同様、未来より来たのび太を初対面にもかかわらず、のび太を孫と認識し、ドラえもんの存在も知る。また、のび太の顔を見て「賢そうな顔をしている」という評価をするあたり、少々孫に甘い一面もある。一度、ドラえもんらと共にタイムマシンに同乗し、現代へとやって来たこともあった。

母方の祖母(まるたまり(2007.8→2010.5)→瀧本富士子(2015.11)) Edit

登場話:「」「」「」など
玉子の母。7巻収録「ママのダイヤを盗み出せ」、「ドラえもん プラス」1巻収録「グルメテーブルかけ」に登場。「ママのダイヤを盗み出せ」には、若い頃の祖母が登場した。玉子が勝手にダイヤの指輪(実はガラス玉)を持ち出して失くしてしまうが、タイムマシンでやってきたのび太たちが見つけて返しにやってくる。しかし娘にはあえてそのことを隠し、指輪は二人に持ち帰らせた。そしてガサツでズボラな娘への教育として日が暮れるまで指輪を探させた。このため玉子は「怪しい二人組が指輪を持ち去った(ドラえもんとのび太だが気づいていない)」と思い込み、最後までガラス玉であることは気づかなかった。

母方の祖父(北村弘一) Edit

登場話:「」「」「」など
玉子の父。原作には登場していないが後にアニメに登場した。このため登場回数は母方の祖母よりも少ない。

のび作(まるたまり) Edit

登場話:「」「」「」など
野比家の先祖。狩人であるが気が小さく、ウサギなどの小動物にしか相手できない。ドラえもんを狸と誤認して矢を射ている。のちに誤解は解かれるが、そのさい、「おら、目が近いもんで」と語っていることからすると、近眼であることが予測できる。のび太と姿がよく似ている。

のび兵衞(大原めぐみ) Edit

登場話:「」「」「」など
野比家の先祖。


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